大学新入生が数学を本当に理解するための参考書(解析編) [解析]
夏休みも中盤ですが、最初の期末試験も済み、大学数学の厳密なやり方に躓いてしまった
新入生もいると思います。 理由は、高校までとちがって大学の数学では、いわゆるε-δ論法
による論理的に厳密な説明がなされるためであることが大きいと思います。
厳密性を尊ぶあまり、分かりやすさが犠牲となってしまうからです。
この本は、ε-δ論法により、実数の説明から入り、数列や級数の収束性の定義や微分・積分
の定理の証明にいたるまで、厳密性を保ちつつ、かつ分かりやすく解説された稀有な書籍です。
実は、小職もこの本のおかげで、解析には自身を持つことができました。
理系でも数学科以外では、この辺はあまり丁寧に教えられていないようなので、大学数学を厳密
に理解したい方には、お勧めです。
数学に興味があります。
参考になります。
by ミノ〜+ (2010-06-07 18:10)
ミノ〜+さんの参考になれば、うれしい限りです。
大学では、ゼミ等に所属するまで、あまり親切におしえてくれませんので、
お役に立てば幸いです。
by mapcalcc (2010-06-08 00:46)