リーマン予想は解決するのか? [数論]
現代数学の最難問の一つとされるリーマン予想ですが、基礎から最新の情報まで大変分かり
やすく書かれてあり、数論の最先端の様子が概観できて素晴らしいとおもいました。
最近は、フェルマーの最終定理や、佐藤・テイト予想の解決にも貢献した「非可換類体論」
の発展に目覚しいものがあり、ゼータ函数に現れる素数の不思議さやスキーム論等への影響等
が詳しく書かれています。
今後の課題として、「類体論」「非可換類体論」「非可換幾何」「ガロア表現」「岩澤理論」等の
山脈が見えてきました。
また、グロタンディークが「代数幾何原論」:EGAでスキーム論を創始した目的や経緯が詳しく
書かれているので、興味のある人には参考になるかと思います。
2009-08-16 02:32
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コメント(2)
えーと、mapcalccさんの生年月日
まちがってないですか?
by shinsf (2009-09-01 13:55)
だいぶ前に間違いに気づいたんですが、面白い年齢になっていたので、
放置しました。
by mapcalcc (2009-09-03 01:38)